業務内容
UAVドローン・レーザースキャナー・3D CADを使用した3D測量、3D設計、撮影、調査

Drones for Inspection UAV・レーザースキャナー・3D CADを使ってできること

山林・広大地の地形測量 樹木の伐採が最小限で済み、特に山中の測量では、 大幅な測量工期の短縮が図れるとともに、 測量作業の安全性向上が期待できます。
災害時の撮影・計測 危険な災害現場に立ち入らずに、ドローン測量により迅速に撮影・撮影・図化が図れます。
調査 山林や道路等、各管理施設で広範囲に及ぶ現場の現状把握のための調査・計測に貢献することができます。 予防災にも活用できます。
撮影 撮影した映像(動画・写真)は道路等の各管理施設の維持管理計画や、地元説明会など様々な用途に活用できます。アカウンタビリティーの向上、わかりやすさの向上に寄与します。
3D設計 計測データを使って3D設計することで、ICT工事への活用が図れます。

UAV・レーザー測量導入のメリット
Advantage

弊社が対応した過去の案件を例とした、工期短縮とコスト削減のイメージです。
(兵庫県内某所/事業内容: 現地測量/面積: A=100ha)

従来の測量の場合 UAVレーザースキャナーによる測量の場合
作業費目
  • 基準点測量(1級~4級基準点)
  • 現地測量(樹木伐採含む)
  • 旅費交通費
  • 安全費
  • 電子成果品作成費
  • 諸経費
  • 消費税
  • 作業計画
  • 測量飛行
  • 三次元点群データ編集
  • 三次元点群データファイル作成
  • 諸経費
  • 消費税
合計 108,700,000円 27,200,000円
工期 1年 2か月

結果、▲81,500,000円のコスト減額
10か月の工期短縮に繋がりました!

レーザー測量による工期短縮のイメージ図
レーザー測量による工期短縮のイメージ

納品までの流れ
Process

  • 事前調査・許認可申請・飛行計画

    現地調査、役所調査/必要な許認可取得/飛行ルートの計画

  • フライト・ドローン測量、レーザースキャナー測量

    ドローン測量/レーザースキャナーによる測量

  • データ取り込み点群処理

    ベントレー社(Micro Station)/福井コンピュータ(Trend Point)による点群処理

  • 3D設計
    平面線形
    1. 平面線形
    道路構造令に基づき、直線・円曲線・緩和曲線を計画します。
    縦断計画
    2. 縦断計画
    道路構造令に基づき、縦断計画を行います。
    標準横断
    3. 標準横断
    道路の標準横断を計画します。道路側溝・舗装構成など行政との打ち合わせにより決定していきます。
    3次元計画モデル
    4. 3次元計画モデル
    平面線形、縦断計画、標準横断を計画することで3次元計画モデルが構成されます。ここでは、現況地形に合わせた3次元モデルが自動的に作図されます。
    土量計算
    5. 土量計算
    3次元計画モデルと現況地形との差から土量を自動的に算出されます。
  • 納品

    ご要望に応じた形で納品可能/自在なデータ形式、ビューワーの添付など

    納品データイメージ 納品データイメージ

2D図面→3DCADへのモデリング

3D設計への移行により、従来の2D設計が持つさまざまな課題を解決することが可能です。

従来の2D設計の課題点
  • クロソイドや円曲線作図の手間
  • 土量計算や数量計算の手間
  • 設計図上での適否の判断が困難
  • 法面形状作図のための縦横断作図の手間
  • 線形の振り直しによる土工計画の修正・変更
  • 平面的な表現で地元説明会で理解されにくい
3D設計に移行すると…
  • 各種計画期間の短縮化(迅速かつ正確に作図可能)
  • 現況地形に合わせた縦断計画・法面形状が作図可能
  • より正確な土工計画が実現可能
  • 線形の振り直しにも自動的に対応・更新・設計変更にも迅速に対応可能
  • 3次元化により、直観的な形状把握・視覚的提案が可能
  • 3次元化により、設計の適否がCAD上でも検証可能

UAV機器のご紹介

弊社が使用する機器は国土地理院が定める性能基準を保有しています。

arrow_drop_downUAV

PHANTOM4PRO V2.0(DJI)
PHANTOM4PRO V2.0(DJI)
Phantom 4 Pro V2.0は、Phantom 4と比べて、飛行時のノイズが60%軽減され、5方向障害物検知が可能な赤外線センサーシステムを搭載
MATRICE600PRO(DJI)
MATRICE600PRO(DJI)
機体にはA3 Proフライトコントローラー、Lightbridge 2 HD伝送システム、インテリジェントバッテリー、バッテリー管理システム等のDJIの最新技術が搭載

arrow_drop_downLaser Scanner

レーザースキャナーYellowScanVx
レーザースキャナー
YellowScanVx

YelloScanVxは要求の厳しいUAVアプリケーションに対して、最も信頼性の高い統合されたUDARシステムと優れた顧客サポートをご提供します。

弊社が使用するUAVの性能について
UAVを用いた公共測量マニュアル(国土地理院)より一部抜粋

マニュアルで定められるUAVの性能など
  1. 自立飛行機能及び異常時の自動機関機能を装備している
  2. 航行能力は、利用が想定される飛行域の地表風を耐えることができる
  3. 撮影時の機体の振動や揺れを補正し、デジタルカメラの向きを安定させることができる
マニュアルで定められるデジタルカメラの性能など
  1. 焦点距離、露光時間、絞り、ISO感度が手動で設定できる
  2. レンズの焦点の距離を調整したり、レンズのブレ等を補正したりする自動処理機能を解除できる
  3. 焦点距離や露光時間等の情報が確認できる
  4. 十分な記録容量を確保できる
  5. 撮像素子サイズおよび記録画素数の情報が確認できる
  6. 撮影に使用するデジタルカメラのレンズは、単焦点のものを標準とする

Cases

ドローン業務実績

  • 令和2年度 ドローンの先行的利活用業務

    「海岸防護施設健全度調査」

    概要
    UAV写真測量・レーザー測量を活用して台風発生後の海岸防護施設(テトラポット等)の状況把握を実施。
    事業範囲
    須磨・和田岬間 約6km
    工期
    令和2年8月~令和3年3月
  • 工事定点観測
    工事定点観測

    株式会社加古川産業会館様と弊社の共同企業体による「加古川市水足戸ヶ池周辺地区産業団地開発事業」の工事進捗状況について、毎月、ドローン空撮による定点観測を行っています。

    概要
    一か月ごとの定点撮影
    面積
    約6ヘクタール
    工期
    令和3年6月~